今日も旅ゆく

いったりきたりの旅の記録

富士山の夢と宝くじ

働きたくない。自分でも驚くくらい働きたくない。みんなが感じてる「働きたくない」という気持ちの1万倍は働きたくないです。

仕事の内容は前の職場に比べたら死ぬほど嫌というものでもないし、破滅的なパワハラ人間が職場にいるわけでもないんだけど、マ〜〜ジで行きたくないんですよね仕事。宝くじを当ててサクッと労働という行為を辞めたい。誰にも負けない強い気持ちです。なんだかんだいって、社会生活に向いてないんだと思う。

 

先日富士山の夢を見ました。雲がかかっていない立派な富士山の夢、初夢ではないものの、夢占いでは大吉夢。起きた瞬間「これは宝くじが当たる夢だな」と確信し、休みになった途端宝くじを買いに行きましたよ。いい夢の話は人にしてしまうと効果がなくなるらしいので、一人でこっそり。しかもよく当たるという宝くじ売り場に並んで。

我が家には亡き祖父の遺影を飾っている神棚っぽいスペースがあるんですが、買ってきた宝くじは当選番号が発表になるまでそこに飾っておくという習慣があります。わたしもそこに宝くじを飾り「どうか…!」とお願いをしました。亡き祖父は「じいちゃんお願い宝くじを…!」と拝まれ情けないと思っているだろうな。でも祖父自身も生前は年末ジャンボ等を買っては、帰省した孫(私と弟)と当たった当たってないとキャッキャしながら新聞を確認していたので「めっちゃ宝くじ好きじゃん」なんて思っていたけど、あっこれ宝くじの当落より私たちと宝くじを確認するという行為そのものが好きだったのではと書いてる時に気付いたので泣いてます。

そんな祖父の話はぼちぼちするとして、富士山の夢を受けて買った宝くじの当落です。

 

もうそろそろ当選番号が出たかな、一人で確認するぞ、3億当たったら年度末まで働いて仕事を辞めよう、なんてほくそ笑みながら帰ったある日、帰宅してご飯を食べているとオカンに「あっ、今日宝くじ持っていったよ」と言われました。

もちろんその宝くじの中には富士山の夢を背負ったわたしが購入した分も入っています。自分がチェックする気だったから思わぬ伏兵。銀魂オタクもドン引きの「オイイイイイ!」が出そうになりましたが「結果は?」と冷静を装いつつ話を聞きました。

 

「……300円やった」

 

当たってないんか〜〜い!富士山の夢は一体なんやったんや……

 

オカンは私が富士山の夢を見たことを知らないので「だよね〜残念!」みたいな返答をしました。夢占いに左右されるアラサーもどうなのって感じだけど滅茶苦茶落ち込みました。落胆ってこのことを言うんだね。学びました。そして夢は深層心理が見せるものだということも。そういえば夢を見る前日Wikipediaで富士山噴火について調べて寝たからたぶんそれだわ。

 

あ〜〜3億円誰かくれないかな〜〜!

それか週休3日制の早期導入を頼む〜〜!!!

そんなこと言いつつ明日からまた仕事です。おやすみなさい。